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記事掲載日:

2024年2月29日

更新日:

2024年8月30日

データ連携の手法とツールを紹介 EAIを活用しよう

近年、企業は様々なツールや社内システムを構築し、クラウドサービスを利用しています。DX推進や生成AI等の導入も増えています。
しかし、利用するシステムが増えるとそれぞれのシステムにデータが分断されてしまい、データの整合性や連携が不十分になってしまう場合があります。
その問題に対応するために、各種EAIやETLなどのデータ連携ツールが提供するアダプター等を活用しデータ連携を構築している企業があります。
データ連携の対象システムが増えた今こそ、データ連携の手法とツールをご紹介します。データベース連携、ファイル連携、API連携についても解説します。

データ連携ツールとは?まずは手法を比較

データ連携ツールとは、異なるシステム間でデータを効率的に収集・加工・統合・管理・配信するための基盤となるプラットフォーム・ツールのことです。
様々なシステムと連携するために、各種データソース(データベース、ファイル、Webサービス等)やデータ形式変換に対応し、複雑なデータ連携を構築することが可能です。ツールによっては部品化された連携「アダプター」を用いることで、ノーコードでデータを連携させることも可能です。

またバッチ処理による連携だけでなく、リアルタイムでのデータ連携も可能とし、基幹システムのデータをリアルタイムにSFAやCRMといった他のシステムに反映させることができます。

近年、企業ではDX推進や生成AI等の活用が進み、各部署や業務ごとに様々なクラウドサービスが利用されています。。
しかし、それぞれのシステムにデータが蓄積されているため、システム間のデータ連携不備や問題が増えています。データの整合性が取れず、データの更新が遅延することで、データの品質が低下し、データ分析や活用が困難になるといった問題が発生しています。

このようなデータ連携に対する問題点を解決するために、データ連携の構築が注目されています。
データ連携には種類があります。大きく分けて2つの手法と簡単なメリットとデメリットをご紹介します。

 

スクラッチ開発によるデータ連携

スクラッチ開発の連携とは、ゼロからシステム設計・開発する方法です。
自社やシステム会社での個別開発による連携なので要件に応じて柔軟にデータ連携を構築することが可能ですが、1からの開発となるためコストや納期がかかってしまいます。また、データ連携するための開発が複雑になるため、開発者にしかわからない属人的な状態になるケースがあります。
スクラッチ開発の大きなメリットは思い通りのデータ連携を行えることですが、システムやデータの仕様が変わった際などに都度改修が必要となり運用や改修に大きなコストがかかる場合があります。

 

EAIツールを用いたデータ連携

データ連携ツール:EAI(Enterprise Application Integration)とは、異なるシステム間をデータ交換できるアダプターと呼ばれる部品を持つツールを使って、データ連携を実現する方法です。
AWSやAzureなどよく使われているデータベースへの接続や、Salesforceやkintone、SAPといったアプリケーションとの連携、CSVやXMLなどのデータファイルの変換など、よく利用される機能が部品化されているため、それらを利用することで効率的にデータ連携を構築することができます。
代表的なEAIツールとして、DataSpiderやmitoco X、ASTERIA Warpなどがあります。
運用される方法により大きく2つの種類があります。

  • オンプレミス型
    オンプレミス型で提供されるEAIツールでは、連携サーバを自社で構築して各システムをつなぎ、保守・運用も自社で行う必要があります。
    サーバーなどのリソースを確保する必要があります。

  • クラウド型
    クラウド型として提供されるEAIもあります。提供されている各アダプターを使用し、データ連携を実現する方法です。
    クラウドサービスとして提供されているので、自社で連携サーバを構築したり保守したりする必要はありません。クラウド型EAIの標準機能を使って、システム連携の構築と運用を標準化できます。

比較するとそれぞれメリットとデメリットはありますが、近年ではクラウドサービスで提供されるデータ連携基盤が主流です。
各システム間のデータ連携が増え、データベースや利用サービスの組み合わせが複雑になっている現状に対し、アダプターによる連携機能をプラットフォーム上に持っているため、拡張性が高く、導入コストが低く抑えられるからです。

また、EAIツールであればスクラッチでの開発と比較し短期間でのデータ連携構築が可能なので、スピード感が求められるビジネスにおいて有効と言えます。

 

Salesforceをもっと活用するデータ連携の鉄板5パターン

 

データ連携の方法の違い

データ連携が増えて、社内システムは複雑化しています。
その背景には新しいイノベーションとしてDXが進み、社内の各業務システムが個別最適のために増え続けていることが挙げられます。
営業部門や経理部門だけでなく、マーケティングに関するシステムや購買に関するシステムなど、各部署がより便利なツールを導入することで各業務効率は上がっていますが、データが分散してしまっている状況もあります。
企業としてアプリケーションやデータ間のシームレスなシステム連携が求められているのです。

システム連携と言っても方法はひとつではありません。
そこでよく耳にする言葉、データベース連携、ファイル連携、API連携について、それぞれの違いを整理していきましょう。

 

データベース連携

データベース連携とはSQLServerやPostgreSQLなどの異なるデータベースに格納されているデータを連携することを指します。
データベース連携の主な利点は、データの一貫性を保ちながら、リアルタイムでデータを利用できる点です。
DB間で直接データをやり取りするため、データの正確性が高まり、更新情報も即座に反映されます。営業管理システム(SFA)と基幹システムなど業務上の親和性が高いシステムのデータベースを連携することで、見積もり情報や在庫情報の転記などが不要になります。

主に以下の2つの方法でデータベースを連携します。

  • データベース連携

    異なるデータベース間で直接データ連携を行うこと。

  • 中間連携サーバ

    データ変換や加工を行う中間サーバを介して連携を行うこと

どの連携方法にも手動もしくは自動で実行することができ、自動連携はツールを使うケースが多いですが、バッジ処理等のシステム開発を伴うケースがあります。

 

ファイル連携

次に、ファイル連携について説明しましょう。ファイル連携は、各システムで保管しているデータをCSVやXMLといったデータファイルとして一度エクスポートし、連携先システムへインポートしてデータをやり取りする方法です。
この方法は比較的簡単で、異なるシステム間でも容易に導入できるため、特に中小企業や初期導入の際に重宝されます。
ファイル連携のメリットは、システム間の互換性が高く、特別なソフトウェアを必要としない点です。
しかし各システム特有の取り込み用ファイルの形式があるため、エクスポートしたデータをExcelなどで変換する作業や、都度エクスポート・インポートを手作業で行う必要があるため連携にタイムラグが発生します。また、人的な作業が発生することが多く転記や変換ミスなどが発生する可能性もある点がデメリットといえるでしょう。

 

API連携

API(Application Programming Interface)連携は、ソフトウェアやアプリケーション間でデータをやり取りするためのインターフェースを利用する方法です。この方法は、データのリアルタイム性や柔軟性が高く、複数の異なるシステム間でもスムーズに連携が可能です。
APIを活用することで、データの連携についても効率的に行うことが可能です。

  • リアルタイムで連携が可能
    リアルタイムでの連携が可能なため、データの更新頻度を高く保てます。

  • 柔軟性
    データの取得・更新・削除等、さまざまな操作が可能です。

  • 自動化

    APIを使い、連携処理を手動ではなく、自動化できます。

API連携はAPIという連携を前提とした機能を持っています。従って、連携が複雑な場合やデータの更新頻度が高い場合でも柔軟に連携しやすいでしょう。ただし、API機能が標準で実装されているクラウドサービスを選ぶ必要があります。そのためクラウドサービス同士(ローカルを経由せず、オンライン上で連携)でAPI連携するケースが多くなります。

データベース連携、ファイル連携、API連携はそれぞれ少し曖昧な位置づけですが、総括すると次のようなります。

データ連携の手法としてCSVのようなファイル連携、データベース連携などがあり、主にクラウドサービス間のデータを繋ぐ手法としてAPI連携も活用されている。

 

データ連携のプラットフォームとして活用できる「Salesforce」

前述のデータ連携ツールの活用や、ファイル連携、API連携を用いて各業務システムごとのデータを連携することが可能です。分散しているデータを連携することで、システムごとにデータを登録する転記が不要になり業務効率化がはかれます。また、登録されていたデータが古く、他の管理システムと差異が出てしまうといったミスも防ぐことが可能です。

しかし、効率的なデータ活用には、各システムの情報をデータ連携・集約し、まとめて管理するプラットフォームが必要になります。分析だけが目的であれば、データウェアハウスにデータを蓄積し、BIツールで分析・レポートすることも可能ですが、実際に業務を進める上でメインとして利用しているシステムに集約することで、データ入力の効率化や活用が望めます。

Salesforceは当初、クラウドSFA/CRM市場でシェアを伸ばしてきました。その後のSalesforceはクラウドプラットフォーマーとしてSFA/CRMだけでなく、マーケティング(Marketing Cloud)、カスタマーサポート(Service Cloud)、システム開発者向けPaaS(Lightning  Platform)等のSalesforceの製品ラインナップを増やし、さまざまな業務データを管理・活用するプラットフォームとして成長しています。

データ連携プラットフォームとしてSalesforceへ外部データを取り込む際の標準データ連携ツールとしてSalesforce「Data Loader(データローダー)」を無料で提供しており、さまざまなデータ連携の基盤として活用ができます。

 

Salesforceのツール「Data Loader」の使い方

それではSalesforceプラットフォーム上でアプリケーションやデータをつなぐSalesforce 「Data Loader(データローダー)」をご紹介します。Data Loader とはSalesforce社から提供されている標準(無料)の連携ツールです。Salesforceのオブジェクトに対してレコードの挿入、更新、削除、出力といった操作をコマンドラインから実行できます。

Data Loaderの使い方は、次の5つの手順で準備し、操作をします。 

  1. AzulのダウンロードページからJavaをダウンロードし、Salesforceの管理画面からData Loaderをインストール

  2. インストールした「Data Loader」 を起動します。

  3. データローダーウィンドウで、処理したい操作を選択します。

  4. データ連携のための必要な情報を入力します。

  5. データファイルを選択して、処理を実行します。

簡単に操作できて、すぐに始められるので気軽に使うことができます。ただし、Data Loaderの使い方として、覚えておかなければならない制限や注意事項があります。

 

Data Loaderの使い方で注意するポイント

  • CSVファイルをSalesforceに連携できる機能のみが提供されています。データ変換には対応しておらず、データを変換したい時には、別途手段や方法を用意する必要があります。

  • 基本的には手動アップデートとなります。担当者がデータを手動でアップロードするのは手間がかかるので、更新の頻度の少ないシステムに向いているでしょう。(バッチモードを利用することで自動化も可能ですが、設定が複雑な場合があります) 

  • 連携のたびに手動アップロードするという制約は、膨大なデータ量に対応することは難しいと言えます。

Data LoaderはSalesforceへのデータ連携専用のツールであり、CSVファイルをSalesforceに連携できるツールですが、都度手作業が発生します。また、データ変換には対応していないため、取り込みようのCSVの成形などが必要になります。
しかし、無料で始めやすいのでCSVファイル限定でのデータ連携であれば、Data Loaderは非常に便利なデータ連携ツールと言えます。

しかし、Data Loaderはエラーデータを取り込んでしまった際に上書きされてしまうなど注意すべきリスクもあり操作に慣れていない人にとっては使いづらいかもしれません。

 

様々なクラウドサービスが普及している今、エコシステムとしてつながって連携できるのは利用者にはとても便利です。API連携やデータ連携の自動化、GUI操作による大量のデータ連携の実現は、企業に求められるデータ連携基盤づくりの基本です。このようなデータ連携に対応したツールやサービスはないのでしょうか?

 

EAIツールの活用

データ連携基盤を作ることができるデータ連携サービス「mitoco X (ミトコエックス)Powered by DataSpider Cloud」をご紹介します。「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」は、テラスカイ社が提供する、クラウド型のEAIツールです。 

EAIツールの特徴である数多くのアダプターやトリガーを組み合わせて、ノンプログラミング・ノーコードでデータ連携処理を行い、データ連携を行うことができます。
Salesforceと他システムの双方向連携が可能になり、基幹システムやクラウドサービス等とのシームレスな連携ができます。 
例えば、販売・在庫管理システムの在庫情報をSalesforceにリアルタイムに連携することで見積もり作成時に参照ができるようになったり、Salesforceの見積もり情報をエクセルに自動連携し見積書を発行するなどもできるようになります。

 

Data Loaderとは違い、部品化された処理を活用することで柔軟なデータ変換が可能になります。トリガー機能を利用すれば、連携頻度を多くしたり、自動化ができます。更新の頻度が多く、データ量の多いシステム間の連携も自動化でき、業務効率の向上が期待できます。
前述の通り「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」にはさまざまなアダプターやトリガーが搭載されており、それを活用することで、短期間で構築が可能です。複数のシステム連携の場合であれば、費用対効果から低予算で導入できるかもしれません。

 

様々なシステムやクラウドサービスと連携ができますが、Salesforceアダプターの連携には強みがあります。なぜなら、テラスカイ社が6,500件を超えるSalesforceの導入実績から得た知見をもとに、実案件で使える連携機能を開発したからです。下記にあるような45以上のSalesforce連携に特化した機能を持っているEAIツールは、他には存在しません。

その他にもSalesforceアダプターは、Bulk API機能に対応することで高速なデータ処理を実現し、本番環境やテスト環境(sandbox)への切り替えも可能です。

 

もちろん、Salesforceアダプターだけでなく、利用プランにより様々な標準アダプターが搭載されています。開発者は5人まで同時接続が可能であり、接続システム数が無制限なので、データ連携を作りやすいEAIツールだと言えます。
ぜひ、みなさんも「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」でデータ連携の自動化・効率化を行なってはいかがでしょうか。

 

まとめ EAIツールを利用して効率的にデータ活用をしよう

「データ連携の手法とツールを紹介 EAIを活用しよう」と題してご紹介してまいりました。データ連携ツールの活用、データベース連携、ファイル連携、API連携の違いがご理解いただけたと思います。
EAIツールを使って、データ連携基盤を構築する利便性も解説してきました。

スクラッチ開発でコストと納期をかけてデータ連携を行う以外にも、EAIツールを活用する選択肢もあります。「Salesforce Data Loader」を使ったり、「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」を利用したりして、データ連携の効率化による業務効率向上を目指している企業が増えています。

ぜひ、みなさんもデータ連携ツールを活用し、データ分析や活用促進による新たなビジネスチャンスの創出にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

そのための第一歩として、データ連携サービス「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」の詳しい情報を手に入れてみませんか?次のような資料をご用意しております。ご興味があればぜひ、ダウンロードをしてご覧いただければ幸いです。

mitoco Xの活用事例はこちら

 

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