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記事掲載日:

2024年8月1日

更新日:

2024年11月14日

デジタルワークフローとは?紙からデジタルに移るステップを解説

多くの企業が業務の効率化を目指して、紙ベースの申請・承認作業からワークフローシステムの導入へと移行しています。しかし、新しいシステムを使うことに不安を感じる方も多いでしょう。デジタルワークフローの基本から導入のステップ、そして導入時の注意点についてわかりやすく解説します。

この記事では、紙ベースの作業からワークフローへの移行がどれほど簡単か、また効果的かどうかを解説します。

デジタルワークフローとは?

デジタルワークフローとは、手作業や紙で行っていた申請・承認業務をデジタル化し、電子的に処理することです。これにより、決まった手順で行う申請・承認業務を可視化して、コミュニケーションのロスを減らし、業務を効率化します。また、申請業務の進捗状況を把握でき、必要な情報をすぐに検索・取得できます。結果として、チーム全体のパフォーマンスが向上し、データの共有もスムーズになります。

従来の紙ベースのワークフローとの違い

デジタルワークフローは、従来の紙ベースのワークフローと比較していくと違いが多くあります。以下の表で主な違いを示し、各要素について詳しく解説します。

項目

紙ベースのワークフロー

デジタルワークフロー

保管方法

物理的なファイルやキャビネットに保存

クラウドやデジタルデータベースに保存

アクセス方法

紙の申請書を利用するため、デスクなど物理的な場所への訪問が必要

インターネット接続があれば場所を問わずアクセス可能

検索効率

ファイリングされた申請書など手動での検索が必要

キーワード検索で即座に情報を取得可能

セキュリティ

紛失や破損のリスクが高い

暗号化やアクセス制御でセキュリティ強化

コスト

紙、インク、保管スペースの継続的コストが発生

初期投資は必要だが、長期的にはコスト削減

環境への影響

紙の使用による環境負荷が大きい

紙の使用削減で環境保護に貢献

各項目を詳しく見ていきましょう。

 

保管方法の違い

紙ベースのワークフローでは、書類を物理的なファイルやキャビネットに保管します。
これに対して、デジタルワークフローでは、クラウドやデジタルデータベースに保存します。紙の保管には物理的なスペースが必要ですが、デジタルデータは電子的に保存されるため、物理的なスペースを必要としません。

アクセス方法の違い

紙ベースのワークフローでは、書類にアクセスするためにデスクや倉庫など特定の物理的な場所に行く必要があります。

一方、デジタルワークフローでは、インターネット接続があれば、場所を問わず情報にアクセスすることができます。添付された企画書など紙の書類は物理的な移動が必要ですが、デジタルデータは電子的に転送できます。

検索効率の違い

紙ベースでは、過去の申請書など必要な情報を探すために手作業での検索が必要となります。これに対して、デジタルワークフローでは、キーワード検索を利用して情報を取得します。紙の検索は目視や索引を使用しますが、デジタル検索はキーワードや期間等で検索でき簡単に過去の情報を見つけることができます。

セキュリティの違い

紙の書類は、紛失や破損のリスクがあります。一方、デジタルワークフローでは、データの暗号化やアクセス制御が可能です。紙の書類は物理的な保護が中心となりますが、デジタルデータは電子的な保護手段を使用します。

コストの違い

紙ベースのワークフローでは、紙やインク、保管スペースのコストがかかります。
デジタルワークフローでは、初期導入コストとシステムの運用コストが発生します。紙のコストは主に消耗品と物理的スペースに関連しますが、デジタルのコストは主にIT機器とソフトウェアに関連します。

環境への影響の違い

紙ベースのワークフローでは、紙の使用による直接的な環境負荷があります。デジタルワークフローでは、電力消費による間接的な環境負荷があります。紙の使用は森林資源に直接影響しますが、デジタル化はエネルギー消費を通じての環境負担のため、比較的環境への影響が小さいと言えます。

このように、デジタルワークフローと紙ベースのワークフローは、保管方法、アクセス方法、検索効率、セキュリティ、コスト、環境への影響といった多くの点で異なります。これらの違いは、それぞれのワークフローの特性を反映しており、業務の性質や組織のニーズに応じて、適切な方法を選択することが重要です。

 

デジタルワークフローのメリット

デジタルワークフローは、以下の様に多くのメリットを提供します。

  • 業務効率の向上

  • コスト削減

  • リモートワーク対応

  • データ管理と分析の容易さ

これらのメリットにより、企業の生産性と競争力が大幅に向上します。内容を詳しく見ていきましょう。

業務効率の向上

デジタルワークフローは、手作業での申請・承認をデジタル化、自動化することで業務効率を大幅に向上させます。タスクの進捗状況や情報をリアルタイムで共有できるため、チーム間のコミュニケーションが円滑になります。また、ワークフローの標準化により、作業手順が統一され、ミスや遅延が減少します。
見積書の承認が早くなるなど、お客様に対してもメリットが大きいです。

コスト削減

デジタルワークフローにより、紙やインクの使用量が減少し、倉庫などの保管スペースも不要になります。これにより、物理的なコストが削減されます。また、業務の効率化により、人件費も削減でき、総合的なコスト削減が実現します。

リモートワーク対応

デジタルワークフローは、インターネット接続さえあればどこからでもアクセス可能です。これにより、リモートワークやテレワークが容易になり、柔軟な勤務形態が実現します。さらに、場所を問わずリアルタイムでのコラボレーションが可能となり、チーム全体の生産性が向上します。

データ管理と分析の容易さ

デジタルワークフローでは、データが一元管理されるため、必要な情報を迅速に検索・抽出することができます。これにより、業務が効率化されます。また、データ分析ツールを活用することで、業務の改善点や新たなビジネスチャンスを見つけやすくなります。

 

メリットを見てきましたが、デジタルワークフローにはデメリットも存在します。
次の章では、デメリットもしっかり解説していきます。

デジタルワークフローのデメリット

デジタルワークフローは多くのメリットを提供しますが、以下のデメリットも存在します。

  • 初期導入コストの発生

  • システム操作の学習期間が必要

  • セキュリティリスクへの対応

  • 紙と電子の混在による管理の複雑化

 

これらのデメリットについて具体的に解説します。

初期導入コストの発生

デジタルワークフローを導入する際には、システムの購入やインフラの整備、導入支援のコンサルティング費用など、多くの初期コストが発生します。
これらのコストは特に中小企業にとって大きな負担となることがあります。しかし、長期的なコスト削減効果を考慮すると、初期投資は回収できる可能性があります。
クラウド型のワークフローシステムなど、安価に導入できるシステムを選定することでコストを下げることも可能です。

システム操作の学習期間が必要

デジタルワークフローの導入には、新しいシステムの操作を習得するための学習期間や社内通知が必要です。社員全員が新しいシステムを使いこなすまでには時間がかかり、レクチャーが必要となります。導入初期にはある程度のミスなどが発生する場合がありますが、長期的には申請業務の効率が向上します。

セキュリティリスクへの対応

デジタルワークフローの導入に伴い、サイバー攻撃やデータ漏洩のリスクが増加します。これに対応するためには、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。セキュリティ対策にはコストがかかり、常に最新の脅威に対応するための努力が求められます。
セキュリティに強いクラウドサービスを選ぶことで、リスクを低減することが可能です。

紙と電子の混在による管理の複雑化

デジタルワークフローへの完全移行が進むまでの間、紙と電子の両方の書類を管理する必要があります。二重管理は混乱を招き、管理プロセスが複雑化する場合があります。特に移行期間中は、どの申請が紙ベースで、どの申請がデジタル化されているかを把握するのが難しくなる場合があります。

デジタルワークフローの導入には多くのメリットがありますが、初期導入コストの発生、システム操作の学習期間の必要性、セキュリティリスクへの対応、紙と電子の混在による管理の複雑化といったデメリットも考慮する必要があります。デメリットを理解し、適切な対策を講じることで、デジタルワークフローの効果を最大限に引き出すことができます。

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デジタルワークフロー導入のステップ

次にデジタルワークフローを社内に導入する際に検討すべきステップについて解説します。

現状の申請業務プロセスの分析

まず、現在の申請業務プロセスを詳細に分析します。どの部分で時間を浪費しているのか、どの申請が複雑か、どの部分が可視化できるのかを把握するために、各プロセスを洗い出し、評価します。この段階では、従業員からのフィードバックを収集し、現場のニーズを正確に理解することが重要です。

どの申請プロセスが頻繁に使われているかなどを確認することで、ワークフローシステム導入後の効果を上げることが可能です。

デジタル化可能な部分の特定

次に、デジタル化が可能な申請業務プロセスを特定します。例えば、手作業で行われている申請書作成や承認プロセスなどが対象となります。これにより、デジタル化によって得られる効果を最大化するための優先順位を決定します。

適切なデジタルツールの選定

デジタル化する業務が特定されたら、それに適したデジタルツールやシステムを選定します。市場にはいくつかのデジタルワークフローシステムがありますが、自社のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

デモやトライアルを通じて、機能や使いやすさを確認し、最適なツールを選びましょう。

導入計画の策定

次に、導入計画を策定します。これには、移行のスケジュール、必要なリソース、役割分担、トレーニング計画などが含まれます。現実的な計画を立て、各ステップにおいて必要な事項を明確にしておきましょう。

従業員へのトレーニング

新しいシステムが導入される前に、従業員に対してレクチャーやトレーニングを実施します。システムの使い方や新しい申請業務のフローについての理解を深めてもらうことで、移行後のスムーズな運用を確保します。必要に応じてマニュアルなどを作成することで、従業員が簡単にシステムを使えるようになります。

システムの導入とテスト

計画に基づいてシステムを導入し、テストを行います。初期段階で問題が発生した場合は迅速に対応し、システムの安定稼働を確認します。テスト期間中にフィードバックを集め、必要な調整を行います。

移行後のサポートと評価

システム導入後も問い合わせの窓口やサポート体制を整え、従業員が問題なく新しいシステムを使えるよう支援します。定期的にシステムの効果を評価し、改善点を見つけて対応します。また、成功事例や効果を社内で共有し、デジタルワークフローの普及を促進します。

デジタルワークフロー導入時の注意点

デジタルワークフローを導入することで申請業務の効率化や生産性向上が期待できますが、成功させるためにはいくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえておくことで、スムーズな導入と効果的な運用が実現できます。

組織文化との適合性

デジタルワークフローの導入が成功するかどうかは、組織文化との適合性に大きく依存します。新しいツールやプロセスを導入する際、従業員がその変化を受け入れることができるかどうかを考慮する必要があります。従業員が抵抗感を持つことなく新しいシステムを使用できるように、導入前にしっかりと説明会やトレーニングを行い、組織全体の理解と協力を得ることが重要です。

官公庁や大学などは慣例的に紙での業務が残っていることが多く、導入前に組織全体へデジタル化のメリットを伝えることが求められます。

セキュリティ対策の確認

デジタルワークフローの導入により、業務データがデジタル化され、ネットワーク上で共有されることになります。これに伴い、セキュリティの確認が不可欠です。

システム導入時には、ワークフローシステムがデータの改ざん防止や、不正アクセスの検出といったセキュリティ対策をしっかりと講じているか確認する必要があります。また、定期的にセキュリティチェックを行い、最新の脅威に対応できる体制を整えることも重要です。

ユーザーエクスペリエンスの重視

新しいシステムの使いやすさは、導入後の定着率に大きく影響します。
ワークフローシステムを選定する際には、操作性や利便性といったユーザーエクスペリエンスを重視し、直感的で使いやすいインターフェースを持つものを選ぶことが重要です。

システムの操作が複雑すぎると、従業員が使用を避ける原因となります。実際に使用する従業員の意見を取り入れ、使いやすいシステムを導入することが求められます。

カスタマイズとスケーラビリティの確保

企業ごとに業務プロセスは異なるため、ワークフローシステムが自社のニーズに合ったものであることが重要です。導入するシステムが柔軟にカスタマイズできるかどうかを確認し、自社の業務フローに適合させることができるシステムを選びましょう。

また、将来的な業務拡大や変化に対応できるスケーラビリティも重要です。システムが成長に対応できるかを事前に確認しておくことが必要です。

トレーニングとサポート体制の充実

デジタルワークフローシステムの導入には、従業員が新しいツールやプロセスを理解し、使いこなせるようになるためのレクチャーが不可欠です。導入前後に十分なトレーニングを実施し、従業員が安心して申請システムを使用できるようにサポート体制を整えましょう。また、導入後も継続的なサポートを提供し、問題が発生した際には迅速に対応できるようにすることが重要です。

成功事例とその効果 ワークフローシステム「mitoco」の活用

企業が効率的に業務を進めるためにデジタルツールの導入が進む中、mitocoというワークフローシステムが注目されています。

mitocoは、カレンダーやトーク、掲示板といったグループウェアに必要な機能を備えており、ワークフローによる申請業務の効率化だけでなく、コミュニケーションの活性化にも大きな効果を発揮しています。ここでは、実際にmitocoを導入して成功した企業の事例を紹介し、その効果を詳しく解説します。

デジタルワークフローを導入することで、企業の業務はどのように変わるのでしょうか?ここでは、実際にmitocoを使って業務のワークフローを改善し、大きな成果を上げた企業の事例を紹介します。

日特建設株式会社の事例

日特建設株式会社は、基礎工事を専門とする建設会社です。この会社では、複雑な申請業務の流れ(ワークフロー)を効率よく管理することが課題でした。そこでmitocoを導入することにしました。

以前は、紙での作業が多く、申請のために会社に行く必要がありました。また、複数のシステムを使っていたため、情報の管理が大変でした。

ワークフローシステム導入による効果

mitocoを使うことで、業務の流れが一元化されました。例えば、紙で行っていた承認作業がデジタル化され、社外でも承認ができるようになりました。また、Salesforceという別のシステムと連携することで、営業情報や技術情報を一元管理できるようになりました。これにより、業務がスムーズに進み、効率が大幅に向上しました。

株式会社トクヤマの事例

株式会社トクヤマは、化学製品や電子材料を製造・販売する企業です。この会社では、以前使っていた古いシステムから新しいシステムへの移行が課題でした。

長年使っていた古いシステムでは、膨大な数のオブジェクトがあり、システム移行の際に集約・定義する作業が発生。

mitoco導入の効果

mitocoを導入することで、スケジュール管理が非常に楽になりました。例えば、「みんなの予定」という機能を使って、誰がどこにいるのかを簡単に確認できるようになりました。また、モバイルアプリを使えば、どこからでもスケジュールや承認作業が行えるため、仕事の効率が大幅にアップしました。これにより、業務スピードが上がり、ミスも減少しました。

医療法人社団 こころとからだの元氣プラザの事例

こころとからだの元氣プラザは、健康診断や外来診療を提供する医療施設です。ここでも、業務のデジタル化が課題でした。従来のシステムでは、社内のコミュニケーションがスムーズに行えず、特にテレワーク時には業務の進行が遅れることがありました。

ワークフローシステム導入の効果

mitocoを導入することで、スケジュールの確認や承認作業がどこからでもできるようになりました。また、チャット機能を使うことで、職員間のコミュニケーションが活発になり、問題解決のスピードも上がりました。特にテレワーク時においても、社内の情報共有が円滑に行えるようになり、業務の効率が大幅に向上しました。

株式会社誠和の事例

株式会社誠和は、施設園芸用の環境制御機器を製造・販売する企業です。ここでは、以前から利用していたワークフローシステムの継続利用が難しかったため、mitocoを導入しました。以前のワークフローシステムはインターフェーズに見づらい点があり、他のシステムとの連携も難しかったため、情報の管理が煩雑でした。

ワークフローシステム導入の効果

mitocoを導入することで、Salesforceとの連携がスムーズになり、営業情報や技術情報の一元管理が可能になりました。また、承認ワークフロー機能を使って、営業の稟議承認プロセスが効率化されました。さらに、掲示板や文書管理機能も活用し、情報共有がスムーズになりました。これにより、社内のコミュニケーションが活発になり、業務の効率が向上しました。

 

mitocoを使うことで、企業の業務フローは大きく改善されました。紙で行っていた作業がデジタル化され、情報の一元管理が可能になり、業務効率が大幅に向上しました。また、どこからでも業務が行えるようになり、特にテレワーク時に大きな効果を発揮しました。mitocoは、現代のビジネス環境において不可欠なツールであり、導入することで多くのメリットが得られることがわかります。

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まとめ:デジタルワークフローについて

デジタルワークフローによる、申請業務のデジタル化は企業の承認業務効率を大幅に向上させる重要な手段です。
適切なツールと計画を用いて導入することで、企業は競争力を高め、ビジネスの成功に繋げることができます。成功事例からもわかるように、デジタルワークフローは情報の一元化やペーパーレス化、コミュニケーションの活性化など多くのメリットをもたらします。現代のビジネス環境において、デジタルワークフローの導入は避けて通れない課題です。

当記事の内容を把握し、デジタルワークフローの導入に一歩踏み出し自社の課題を解決していきましょう。

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